コロンブスが1492年にバハマ諸島を発見してから約100年間、西インド諸島はスペイン領でした。
その後16世紀末に英国領となり、「海島綿」の栽培が盛んになったと言われています。18世紀には英国に輸入される原綿の70%弱が英領西インド諸島からのものとなっていました。1792年にはトリニダート・ドバコ島原産綿が米綿の400倍でロンドン市場で取引されたという逸話も残っています。
20世紀に入り、英国農務省が品質改善を重ねて世界最良の綿質を定着させ、1932年に英国農務省の管理下で西印度諸島海島綿協会が設立されました。200年にもおよび門外不出となっていましたが、1975年に日本に原綿の輸入が認められ、翌年に西印度諸島海島綿協会日本支部が設立されました。
世界中の人々から羨望の目で見られるこの「海島綿」は今や全世界の70%弱を日本の海島綿協会が扱っています。